電験と電気工事士の受験指導をする電気のプロ
坂林 和重
1954年5月20日富山県に生まれる。厳しい父親に育てられて、小学校では、賢い子供として学級委員長も務めた。しかし、小学校4年生のとき父親の他界とともに成績が急降下する。母親の家計を助けるために中学卒業で就職を考えるも、親族の説得で工業高校電気科に入学する。この時より一念発起して学業に専念する。県立砺波工業高校電気科の時代である。
学校の先生から大学進学の勧めがあり、大学に進学する。母子家庭であるため、昼は、生活費と学費を稼ぐ仕事をして、夜に勉強する夜間大学での勉強を開始する。東京電機大学工学部2部電気工学科の時代である。
その後、大学卒業後に『給料を払うので大学院に行きながら研究を手伝ってくれないだろうか?』とのお誘いに中央大学大学院に進学する。労働省安全研究所で研究生活後に日産自動車に就職する。
日産自動車では、マーチ・スカイライン・ローレルの生産技術を担当する傍ら電験一種を取得して社員教育にも力を発揮する。日産自動車で電験一種取得は、戦後初の快挙であった。
その後、培った実力を広く世の中に還元したいと考えて、早期退職し現在に至る。
現在は、多くの受験指導にかかわりその受講生は、数万人にも及ぶ規模で千葉テレビでも紹介された、受験指導のカリスマである。
日刊工業新聞社、オーム社、電気書院、弘文社、技術評論社、科学図書出版、メディア5、産経新聞出版